DMなどにOPPやCPPの透明封筒を使うメリット
OPPやCPPで作られた透明封筒がダイレクトメール・DMに向いている点は、まず水や汚れに強い事、そして素材自体が透明なので中身が確認出来る事、封筒自体が軽いので郵送料が安くなる、なにより中身が見える事によって、飛躍的に開封率が上がります。
その為、近年ではダイレクトメール・DMは透明な封筒に入れて送られることが主流となっています。
紙の封筒にあらゆる印刷をして目立つ様にするよりも、中身がそのまま反映されますので、綺麗なチラシ、広告、案内状などを1枚印刷して入れる方が断然コストも下がり目立ちます。
この事も開封率が高い要因の1つです。
OPPやCPPで作られた封筒と言ってもサイズも様々な物があり、長4、長3、A6、A5、B5、角3、A4、角2、角1、B4などの定形サイズから、ハガキや写真がピッタリ入る専用サイズまで揃っているので、ますます需要が高まっています。
冊子や雑誌など厚みが有り、重量の有るものは、CPP素材の物が破れにくく便利です。
チケット、チラシ、案内状など薄くて軽い物はOPP素材の物で強度は十分です。
この、中身によって素材や封筒の厚さを変える事が出来るのも、コスト削減に貢献しています。
OPPやCPP素材の封筒はそのままだと、紙封筒のようにボールペンなどで文字が書けませんが、その問題を解決する為に、片面だけ白色のマットインクを使用して印刷した封筒も存在します、一般的に半透明封筒と呼ばれる物で、片面が白、片面が透明の封筒です。
さらにダイレクトメール・DMに個性を出したい時はOPP素材、CPP素材とも紙封筒とは光沢が違うので、印刷時の発色は比べ物にならない位綺麗です。
ただ、グラビア印刷の場合、紙封筒のオフセット印刷と違い版代などの初期投資が高いのが、唯一のデメリットと言えるでしょう。